今日の通勤のおとも
その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。
株式会社筑摩書房
2020
まず、装丁が素敵でひかれました。対談形式で哲学のエッセンスに触れられます。
つまりはバウンダリーの話にもつながっているみたいな話しでしたよ。
権内と権外との区別をつけることが必要。
悩みを、自分がどうにかできる事(権内)とどうにもできない事(権外)でまず分けてみる。
ここがくちゃくちゃだと、じぶんでは、どうしようもない事にクヨクヨしてしまう。あの人がああだったら、こうなのに。とか、こーいう条件ならこうなのに。とか、無益。なぜなら権外だから。
で、どうやったら分けられるようになるか?
訓練あるのみ。(サッパリしてるなぁ)
読んで考えたけれど、慣れないうちは信頼がおける人と分ける作業をしてみると良さそう。
ひとりよがりにならないように、相談って大事よね。(2人よがりになるような相談じゃなければ有効よね)
で、分けた後は権内でできる事をする。
権外のことにはとらわれない。
自分を分析して、高めていく一つの視座になると思います。
作中でも触れられていますが、
ラインホールド•ニーバーの祈りに、
主よ 変えられないものを受け入れる心の静けさと
変えられるものを変える勇気と
その両者を見分ける英知を
私にあたえてください。
という祈りがあり、まさにこのことですね。
さぁ、新年度が近くなってきました!
自分を高められるかどうかは自分次第!変えられるものは変える!変化を例え恐れたとしても、進む!
そして、変えられないものを受け入れる寛容さを日々の生活に。
休み休みでいいからさ、歩いて行こうと思います。