国立劇場にて。
国会議事堂や皇居、最高裁判所の並びにあるんですね。初めて足を運びました。
20分間歌舞伎の説明があり、休憩をはさんで約1時間の公演でした。
日本振袖始
八岐大蛇と素戔嗚尊
中村松鶴
はじめて台本を見ながら鑑賞しました。
舞台両サイドに電光掲示板が設置され、字幕が出ますがやはり台本見た方がわかりやすいです。
八岐大蛇の表現が面白かった!みなさまご存知頭が8つの八岐大蛇ですが、本体プラス7人出てきて八岐大蛇を表現するの。絵画的な決めポーズもよし、並んで蛇らしさを表現するもよし、宙返りしたり飛んだりの曲芸まがいの演出もよし。
若者や初めての人に敷居を低くサービス満点。どこかの高校生が集団鑑賞されていました。歌舞伎の冊子やパンフレットも頂けて、4500円。学生は1800円!
時間もコンパクトなので、週末上京組にやさしい⭐︎
残念なのは、大向こうがかからないこと。掛かれば良いのに!
終演後はゆっくりご飯を食べて余韻に浸りました。ザ、昭和団体様食堂って感じで趣がありましたよ。
図書室と展示スペースにも足を運びゆっくり堪能。今は怪談ものの作り方という展示でした。怪談もので使われる小道具を見たり、仏壇返しの仕組みを模型で見たり。
実は、来月も足を運ぶ予定です😊
7月は
双蝶々曲輪日記 引窓
国立劇場は建て替えを控えており、さよなら公演なんだそうです。
敷地に余裕があった時代の建物。ゆったりしたよい劇場だと思います。スーツケース預けたコインロッカー大が、20円だし。
いままで全く知らなかった劇場ですが、新しい扉が開いたとたん閉まるかんじで寂しくもあります。