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第29回 稚魚の会 歌舞伎会 合同公演

私の夏休み1日目

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国立劇場 小劇場にて

 

廓三番叟

菅原伝授手習鏡

序幕 吉田社頭車引の場

二幕目 佐太村賀の祝の場

連獅子

 

台風に気を揉みましたが、無事に観劇叶いました。

 

国立劇場伝統芸能者養成所では、中学卒業以上原則23歳以下の男子を歌舞伎俳優、文楽の伝統を引き継ぐ人を受講料無料で育成しているらしく、歌舞伎の修了生の方が稚魚の会に入り、研鑽しているらしいのです。

いやぁ、私はどちらの条件にも大きく外れていますが、養成過程、気になります。

 

全然その制度を知らなかったのですが、6月に国立劇場の雰囲気が良かったので(7月はチケットを取り損ない)、ホームページを探しながら、また何か見たいなーと探していたら見つけました。歌舞伎初心者の私が観てみたかった演目ばかりだったので申し込み。休憩時間含み、たっぷり4時間超。

 

役者さんの親御さんや親戚の方が多いのかな?役者さんの恋人や、友達を見にきている人も多いのか若い方もたくさんで賑わっていました。

観劇料も手頃だからか、外国人観光客の団体も(あんまり固まって座れずバラバラに席をとっていました)。箱が小さいこともあるからか、ほぼ満席。

 

舞台は、観たかった演目を初めて観たドキドキと、若さ溢れるよさがありましたよ。みなさんツヤツヤ輝いていました。後見の動き(裃姿で役者に小道具など渡したりする方)もキビキビしていて目を惹きました。

連獅子の狂言師の袴が表が黒で牡丹の刺繍、裏地が黄色で、あの色合わせはツボでした。

 

パンフレットを買う時目に留まった団扇は、

今回見たものとは関係ありませんが、本朝廿四考 八重垣姫

初代国立劇場閉館前のセールで400円◎

初めて歌舞伎を観たのが御園座で昨年10月、玉三郎さんの八重垣姫でしたから、思い出して記念に購入。多分杉の柄で手に馴染み、骨も竹でしなりが良い。普段おまけにもらうプラスチックのよりずっと良い、実用的な団扇でした。

フルキヲタズネアタラシキヲシル。

 

引き続き、1週間の夏休みを楽しみます。